文さんが父、幸田露伴からのしつけを書いたエッセイ。
生活の全てが型でありそれが身につくまで親からの「しつけ」人生の師匠からの手習いが、リズムよく読むことができ、大好きな本の一つです。
和道ヨガでお伝えしていることが、沢山書かれています。共感し、表現された言葉が新たに感覚の拡がりを持たせてくれる私にとっては恩師の資料と同じくらい貴重な本です。
身体がゆるみきった状態を「ほどけてこわれているみたい」と、表現されています。
着物を着るとき、いくつも紐をつかい、結びます。その紐をほどくと着物は絹の滑りと、着物の重さで一気に内側が露わになってしまいます。この状態が「ほどけてこわれている」だらしない状態をさすのだと思います。
紐の結ぶ感覚、紐を解く感覚・・身体にどう影響するのか・・
こんなことも、和道ヨガでは遊びながら学んでいます。
今日は幸田文さん生誕116周年の日だそうです(今日のGoogle)
今は、しつけを 押し付けに感じられる傾向にあります。
しつけの漢字は「躾」
日本語って深いですね〜
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