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執筆者の写真矢萩 由三子

「無理しないでね〜」

友人の家族が介護サービスを受けていて、へルパーさんの声かけに疑問があると言われました。

「◯◯さん(友人の家族のお名前)、無理しないでね〜」とヘルパーさんの声かけは、それは正しいのだろうか?と。 どうして頑張りませんか?とか頑張りましょう!って言わないんだろう・・という疑問でした。  難しいですね言葉って。  ご家族に今よりも元気になってほしい友人の気持ちが現れています。  私のお教室でも、「無理しないでね〜」とお声かけをしますが、時々迷うことがあります。 もう少し頑張ってみませんか?と切り出す見極めが難しいです。  今Netflixで見ている「宇宙兄弟」に、宇宙飛行士の訓練をしているお父さんに小さな子供が「無理してね〜」と応援する場面がありました。  言われた彼は、「無理しないでね〜って言われるより何倍もやる気になる言葉だ!」と言います。  応援のつもりの「頑張れ」が相手に負担、プレッシャーをかけることもあるという話はよく聞きます。 「無理しないでね〜」という相手を気遣う言葉は、優しさであることには間違いないのでしょうが、元気を与える言葉にはなってないんだ・・と宇宙兄弟で気づきました。  決して誰にでも使えるわけではありませんが〜 「無理してね〜」って、現状打破につながる言葉〜  現状維持は・・後退か・・



”進歩し続けない限りは退歩していることになるのです。” ーフローレンス・ナイチンゲール




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