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執筆者の写真矢萩 由三子

「ネガティブ・ケイパビリティ」


>答の出ない事態に耐える力

>負の能力もしくは陰性能力


初めて聞いた言葉でした


帚木蓬生さんの本は「エンブリオ」以来

精神科医の著者が「ネガティブ・ケイパビリティ」で救われたと書いていあり興味持ち読みました


>どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力をさします。


>性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力を意味します


>能力といえば、何かを成し遂げる意味だけれど、問題解決する能力ではなく、そういうことをしない能力


>本質に迫ることができる


ネガテイブがだめで、ポジティブがいいとされている世の中

どうも合点がいかなかったのだけれど、この本に出会ってすっきり。


物事そんなあっさりと解決できない

決断力がないのではない

うじうじしているわけではない


時間がかかることってたくさんある

時間が必要なことってある


向き合うこと

目をそらさない


踏ん張る力って必要だ!と独り言呟いてきたけれどこの考え方がちゃんとあることを知って息がしやくなりました


>ポジティブ信仰がはびこっている


結果を早く出すことがいいとされている今

結果を出さずにいる事の大切さもあること。

それを知ると考え方の幅ができ、

人としての深みにも繋がる。

またいい本に出会えて嬉しいです。




>何もできそうにないところでも

なにかしていればなんとかなる

何もしなくても、持ちこたえていけばなんとかなる

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